2008年10月31日金曜日

11/8・9学習会参加企画のチラシ

筑波技術大学春日祭内 「ソシオインクル」への
参加企画チラシをupしました。

http://docs.google.com/fileview?id=F.57c658f0-0157-4559-bef6-84f1e136f4a1

11/8(土)春日祭講演会日程案内

筑波技術大学春日祭にて講演会が行われます。
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
手話通訳があります

特別講演会

会場:筑波技術大学・春日キャンパス講堂(食堂2階)

午前
10時~11時
  「元気長寿に向けた健康支援の実際~生活習慣病対策護予防対策~」
    大藏倫博(筑波大学大学院人間総合科学研究科 体育学専攻 講師)

11時~12時
  「難聴の聴こえとそのサポート術」 
    大沼直紀(筑波技術大学・学長)

  「加齢と視覚障害」
    飯塚潤一(筑波技術大学・障害者高等教育支援センター教授)

午後
13時~15時「認知症サポーター養成講座」
     つくば市地域包括支援センター

15時~16時「盲導犬と私」
      内藤奈津子(盲導犬ユーザーの会)

※春日祭実行委員長坂井さんからの提供情報

2008年10月20日月曜日

11/8(土)・9(日)筑波技術大学春日学園祭内企画「ソシオインクル」に参加します!!

昨年行いました、市制20周年市民提案型つくばスタイル事業、
「一人一人がいきいきと輝いている暮らしを目指して
~障害者から高齢社会への提案」イベント。

記録集↓
http://docs.google.com/fileview?id=F.18656d25-4ceb-481e-9076-a721ec3bf24f&hl=en


今年は、筑波技術大学保健科学部(春日)の学園祭内企画
「ソシオ・インクル」にて、昨年のイベントを下敷きとしつつ、
パワーアップした企画をみなさんの協力で実施します。


学習会の実施予定企画

○さわってみてみよう!

・産総研デジタルものづくり研究センター手嶋吉法さん達の立体モデル

数学曲面や多面体、縮小モデル(火星や月など)、拡大モデル(放散虫など)、

興味深い模型多数!!

(参考)今年開催された「幾何学教材と視覚障害者の立体認識シンポジウム」  http://unit.aist.go.jp/dmrc/ci/topics/symposium/index.html


・ミュージアムパーク茨城県自然博物館の展示  

毎年、目の不自由な方も楽しめる「ハートフルミュージアム」 
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/g/event/071016/index.html  
を開催。

今回、博物館をとびだして触れる毛皮や拡大模型等、 
視覚以外でも楽しめる展示をしていただきます。

ミュージアムパーク茨城県自然博物館
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/index.html


・内山春雄さんのタッチカービング 

昨年も大好評だった、さわって楽しむ鳥の模型、
タッチカービング を展示します。 

内山春雄さんHP http://www.geocities.jp/mdpsv036/


・おしえて てんじ 
点訳後援会有志のみなさんによる点字体験ブース。


○つくば養護学校の展示  

こどもたちが学校生活で使っている、目で見て分かりやすい 
教材や少しの力で操作できる補助具など、先生方の工夫と 
愛情がいっぱいの教材・教具と、つくば養護学校について、 
紹介していただきます。   

つくば養護学校HP http://www.tsukuba-sh.ed.jp/



○地域の活動団体紹介 地域で活動されている団体の活動紹介

学習会提案企画以外にも盛りだくさんの企画が予定されています。 

****************************
11/8・9学園祭企画
〓新・極楽堂(あんまなど)
〓模擬店ー多数
〓展示・販売・各種
〓フリーマーケット
〓コンサート
〓リハレンジやー・よさこい
〓情報・鍼灸・理学各学科紹介コーナー
〓ソシオ・インクル
〓11/8(土) 特別講演会
10時~ 「食と健康について」
13時~「認知症サポーター養成講座」  
   http://www.caravanmate.com/whats.html
15時~「視覚障害・聴覚障害とは(仮)」  筑波技術大学      
***************************

ぜひ、ご来場ください。

会場:筑波技術大学までのアクセス
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/accessmap.php

2008年10月14日火曜日

9/27 田嵜裕季子さん映像作品展終了しました

会場の様子


『何が起こるのかわからなかったが、みているうちに理解できた。
面白かった!いろいろなところで上映して欲しい。
「みたら分かる!!!」をキャッチコピーに。』
(中途失明の方から頂いた感想)


9/27、田嵜裕季子さんの映像作品展。
田嵜さんと、作品登場者のお一人、筑波技術大学の卒業生、
森久保圭介さんとのトークでは、 田嵜さんの作品への思いや、
作品に田嵜さんと取り組んでみての森久保さんの感想、
森久保さんの作品を見た方からの反響、森久保さんが
全体の作品を見ての感想、そこから発展したいろいろなお話があり、
大変興味深いトークでした。

トーク終盤は 田嵜さんのこえかけで
会場の方々からもコメントをいただきました。

「ここにも同じような感覚を持っている人がいるのを発見してうれしい。」
「同じ障害を持っていても、感じ方や経験が違うのだなと思った。」

「私たちはぼーっと見ていて、見ているようで見ていない。」
「感じながら、見えるんだ。いろいろなことを感じて、
実際にその人には見えているのだな、と思った」



作品を通じ、作品で語られる「他者」の感じ方を聞いて、
改めて自分の「見」方や感じ方を見直し、共有できる感覚と、
それぞれの人個々の経験による違いがある、ということを
鑑賞者が改めて実感・認識する機会となりました。

自分と他者の違いは「バリア」でもある。

森久保さんの、「自分と他との境界線なので消えなくても良いが、
境界線をきちんと引いて、自分との違いを感じること。
違いを感じることで、では、共通部分を、というふうに、
バリアを引いたり とったりとグニャグニャにする形にできれば。」
とのお話が印象的でした。

会場でも多くの方にコメント頂き、
またアンケートにも感想や作品登場者の方への
共感や疑問質問等、
コメントをたくさん書いていただきました。

作品を見ていろんなことを感じて考えて、
それを誰かに伝えたり誰かと話したりしたくなる、
そんな作品展でした。

田嵜さんが今回の作品展に名づけた
「Visual Artでコミュニケーション」
の意味と、アートの力の大きさを実感しました。

ご来場の皆様、田嵜さん、森久保さんはじめ、
ご協力いただいた皆様、
ありがとうございました。

2008年10月7日火曜日

11/15広瀬浩二郎さんのワークショップ

バリアフリーミーティングinつくば

暗闇でさまざまな物に“さわる”「触文化」体験ワークショップ
手さぐり、手ざわり、そして手ごたえ
~「つるつるとしなやかに、ざらざらとしたたかに」生きるために~

日時  11月15日(土)    
        第1回 13:00~14:00    
        第2回 14:30~15:30    
        第3回 16:00~17:00
 
会場  筑波学院大学  茨城県つくば市吾妻3-1  
  http://www.tsukuba-g.ac.jp/access.html 
  つくばエクスプレス 東京・秋葉原から45分 「つくば駅」下車、
  A2出口徒歩7分   

 入場無料 各回定員12名

※定員になり次第、締め切らせていただきます。 
 確実に参加したい方は事前にお申し込みください。
※各回、開始15分前に集合場所へお集まりください。 
 (集合場所 筑波学院大学正面玄関ロビー) 
 なお、途中からの参加はできません。

問合せ先 つくばバリアフリー学習会(北村)
  tsukubabf@gmail.com 

   全盲者とは、視覚を使えない弱者なのか、
  それとも視覚を使わないユニークな人なのか。 

最近、晴眼者/視覚障害者という区分に対して、見常者/触常者という新しい呼称が提案されています。本ワークショップでは、触常者であるナビゲーターが体験談を紹介しながら、参加者のみなさんとともに“さわる”世界の創造的可能性について考えます。
「群盲象を撫でる」は否定的な意味で使われる故事ですが、世の中には触文化(さわって知る物のおもしろさ、さわらなければわからない事実)がたくさんあるはず。この触文化の魅力を熟知しているのが群盲、すなわち触常者なのです。
真っ暗な部屋の中で、さまざまな物に“さわる”体験型ワークショップに参加して、見常者と触常者の交流から生まれる新鮮な“気づき”と“築き”を味わってみませんか。「豊かな触生活」があなたを待っています。手さぐりを手ざわりに、そして手ごたえへ!

広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。
2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、障害者文化論。 
2001年より国立民族学博物館に勤務。現在は「触文化」「フリーバリア」などをキーワードとしつつ、“さわる”ことをテーマとする講演、ワークショップを各地で行なっている。 主な著書に『障害者の宗教民俗学』(明石書店、1997年)、『触る門には福来たるーー座頭市流フィールドワーカーが行く!』(岩波書店、2004年)などがある。また編著書として昨年刊行した『だれもが楽しめるユニバーサル・ミュージアムーー“つくる”と“ひらく”の現場から』(読書工房)では、ミュージアムのバリアフリーという枠を超えて、新たな障害者像、博物館イメージを提案している。



主催 つくばバリアフリー学習会

共催 筑波技術大学コミュニケーションサークルWOW
後援 つくば市社会福祉協議会